日本茶道連盟 第百拾八回茶会 於 護国寺 令和五年十一月三日

秋晴れの文化の日、日本茶道連盟による茶会が護国寺にて催されました。全七席、流派が異なる席主による茶会です。

小堀遠州流からは、金子宗弘先生が不昧軒にてお席をお持ちになりました。当流独特の硯屏の点前です。
花は椿 炉開き。琵琶床に飾られた「菊好み遊山箱」(六代目尾上菊五郎旧蔵)は、燗酒器まで付いた雅なお道具です。遊山箱内の重箱に盛られたお菓子は「山路の菊」(横浜 御菓子司 打出庵大黒屋)です。

桜紅葉の散りゆく中、思い出に残るよい茶会でございました。