お稽古便り 2025年6月28日

梅雨というには強い日射しの中、茶室に鶯の囀ずりが聞こえてきます。夏越の祓まであと数日、今年も半年が過ぎました。

お菓子は涼しげな笹水無月(紫野 和久傳)を水を打った杉の銘々皿でお出しいたしました。

小堀遠州流の銘々皿の扱いは、亭主が差し出した皿をお客様が両手で受け取り、畳の縁内へ置きます。

床の花は 山紫陽花と姫檜扇水仙 を入れました。