お稽古便り 2026年1月17日 初釜茶事 其二
後座は鳴物で席入です。濃茶と薄茶、それぞれ正客と詰の役割りを決めてのお稽古です。
床の花は 加茂本阿弥椿と姫水木 を入れました。青々とした竹花入は佐々木宗弌先生のお作です。
濃茶は「平点前」です。五人分を練りました。抹茶は銘「蓬莱」(松尾園 名古屋)です。
続く薄茶は「茶箱点前」です。小堀遠州流の茶箱は「橋立茶箱」です。茶碗が二碗、八角茶器、茶杓、茶筅、茶巾が仕込んであり、引出しには金平糖(緑寿庵清水)が忍ばせてあります。三客様から五客様の茶碗は、洋食器のライスボールやボールを茶碗に見立てました。お菓子は「午と手綱」(亀廣保 京都)をご用意いたしました。抹茶は「芙蓉乃翠」(松尾園 名古屋)です。
最後のご挨拶の後、躙口からお客様が出られ、戸が閉まりました。茶室には蹲の水音だけが静かに響きます。
今年もよい年になりますように。



