令和七年 小堀遠州流 遠州忌法要茶会 於 護国寺 令和七年六月一日
前日の冷たい雨が上がり、時折雲間より陽の差す、よい茶会日和となりました。
今年の遠州忌は、宗峯 新御家元による初茶会です。
法要は忠霊堂にて執り行われました。 宗峯 御家元による献炭と献茶 、続いて 法身寺 小菅哲成師と清光院 望月崇寛師による読経です。最後は新御家元の門出を祝う 清水義也 観世流能楽師による謡いです。
茶席は五つ、御家元の濃茶席、古美術ささき 佐々木宗弌先生の濃茶席、小畑宗久 松籟会会長の薄茶席、小堀宗晋 青年部部長の薄茶席、そして 帝京大学板橋キャンパス茶道部による番茶席です。
小堀家伝来の名物茶入「不聞」(きかざる)をはじめ、素晴らしいお道具を間近に見ることができました。
点心は柿傳です。美味しくいただきました。
心地よい風の中、帰路に着きました。
